日本の社会人に圧倒的に不足しているモノ

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はじめに

今日は、このタイトルについて書いていきますが、ずばり「経済観念」とか「資本主義」が何かを本質的に理解していなかったり、忘れてしまっている人が多いと思っています。

中には勉強し、経験してこれらを身に着けている方もいますが、多くの場合これを身に着けている人は仕事を考えて行っていくので、成長が早いと感じています。ということで、簡単にこれらについて解説したいと思います。

※厳密に説明ではなく、簡潔に私が思っている捉え方なので一例程度の参考になれば幸いです。

経済観念とは

ネットで検索しgoo辞書から引用すると下記のように記載があります。

◎経済観念:「物や金銭のもつ価値をよく知り、それらを有効に使おうとする考え。」

これが実に難しい。「物や金銭のもつ価値をよく知り・・・」とはどういうことなのか。日本の戦国時代においてはこの「経済観念」を持つ武士が非常に少なく、戦国大名でも自国の領土を上手く運営できなかった武将が数多いと言われます。結果、経済観念を持つ武士としてよく「織田信長」が挙げられ、その後継者の豊臣秀吉に引き継がれますが秀吉も晩年は上手くできていません。

徳川の世では鎖国をしたため、国内だけで見れば安定していたものの、世界の流れからは遅れていきました。現代で例えば、投資と預金(貯金)の違いとは何?とか、どちらを行うべきか?とか、自分の収入から経済的な未来を予測できるか?などなど、身の回りで上げてもたくさんあります。自分スキルをどのように上げて、効率的に収入を増やすか、収入をどのように有効に使うか等にもつながることと考えます。

改めて資本主義とは

これまたgoo辞書から引用しようと思ったのですが、長くてわかりにくいので超要約しました。

◎資本主義:「個人・企業が自由に競争して利益追求をしていくと、社会の利益も増加する」

つまり、利益追求こそ正義!と言えなくもないです。そのため、まずは資本主義社会において利益を出せないことはダメなので、自分が好きなことだから・・・とか、業務改善しました!!と言っても、企業の利益が増えないことはNGです。「頑張っている」からと言って利益が出なければNGなのもツライところです。

逆に頑張ってなくても利益が出せれば、OKになってしまうことが多いです。やっている時に利益が出なくても、複数の案件をコツコツ積み上げて複合させて最終的に利益が出れば正義ですが、利益が出ないと評価されにくいこととなります。

まとめ

今回は、経済観念と資本主義を簡単に取り上げましたが、どうも日本において利益を出すことを本気で考える人材が非常に少ないと感じています。会社で働いて、決まっているルーティンを行えば給与が上がっていく(年功序列)と未だに思っている人材が多い。若い方~年配の方まで年功序列は夢がないと思いつつも、企業に入って働くと「利益」を考えず、給与が増える仕組も理解できてない方が多い。

・なぜ、年功序列が今の世の中で難しくなってきたのか。

・給与はどのようにして上がる仕組みなのか。

・価値の高い仕事とは、そもそも何なのか。

本来はこのようなことも大学などで勉強できたら非常に良いと思う昨今です。

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